中綴じ・・・ 中綴じは、表紙と本文を開いて重ね、開いた中央(のど)の部分を2~3ヶ所、針金(ホチキス)または糸で綴じる製本方法です。8?40ページ程度の薄い冊子に多く用いられ、雑誌、週刊誌、小冊子、パンフレットなどで広く利用されています。絵本などでは、糸… 2025.05.15
油性インキ・・・ 油性インキは、アマニ油、キリ油、大豆油などの乾性油(空気中で徐々に酸化し、固化する油)や半乾性油の植物油を用いたインキです。乾燥機などの追加設備が不要で、オフセット印刷や活版印刷などで広く使用されています。 印刷後は自然乾燥によって定着し、… 2025.05.15
トンボ・・・ トンボは、製版、印刷、印刷物加工などの各工程で、版合わせや色合わせ、加工位置合わせを行うために指標として使われる目印のことを指します。0.1mm程度の十字罫線や同心円で示され、上下左右さまざまな見当ずれを目視確認することができます。 色合わ… 2025.05.15
タイプフェイス(書体)・・・ タイプフェイス(書体)は、文字のデザインが統一され、系統立てられているものを挿します。たとえば欧文書体には「Times New Roman」や「Helvetica」などがあり、和文書体には「明朝体」「ゴシック体」などがあります。 また、同じ… 2025.05.15
レイアウト・・・ レイアウトは、紙面や画面などの一定範囲の中に、文字や画像、図版などの情報を効果的に構成・配置する作業を指します。視線の流れや情報の優先度、空白の取り方など、様々な角度から見当して要素を整理することで、見やすさや訴求力を高めることが目的です。… 2025.05.15
上質紙・・・ 上質紙(じょうしつし)は、化学パルプを100%配合した表面に塗工を施していない「非塗工紙」の一種で、印刷用紙の代表的な品種です。比較的白色度が高く、印刷適性や筆記性に優れているのが特徴で、書籍、教科書、ポスター、商業印刷など、幅広い用途に使… 2025.05.15
活版印刷・・・ 活版印刷(かっぱんいんさつ)は、活字を組み並べて作った版(活版組版)を使用する伝統的な印刷方法のひとつです。活字の凸部分にインキを塗り、紙へ直接圧力をかけて転写することで印刷します。活版組版から複製した紙型(しけい)を用いて作られた鉛版(え… 2025.05.15
溶剤インキ・・・ 溶剤インキは、溶剤蒸発乾燥型インキで乾速乾性、強接着性、耐摩耗性などが特徴です。粘性が低いためグラビア版の凹部分へ浸透しやすく、掻き出しやすいため、主にグラビア印刷で使用されています。 フィルム系素材や、ビニール、屋外看板、ラベルなどの印刷… 2025.05.15
水性インキ・・・ 水性インキは、水を主成分とする溶媒にアクリル酸系の水溶性ポリマーを用いて、顔料を分散させたインキです。乾燥は、紙などの基材への水分吸収と蒸発によって行われます。臭気が少なく、揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まないため、食品包装や環境配… 2025.05.15
CTP・・・ CTPは「Computer To Plate」の略で、デジタルデータからフィルムなどの中間物を作らずに版材に直接レーザー露光して刷版を作成する製版方式を指します。オフセット印刷では主流の製版方式で、版材には「サーマル型」や「ポリマー型」など… 2025.05.15