フォントは、同一書体、同一ポイント(大きさ)の欧文活字の一揃えを指す言葉です。もともと「タイプフェイス(書体)」と「フォント」は区別されており、書体は文字のデザインそのもの、フォントはそれを実際に画面や印刷で使う際の大きさやスタイルを含んだ実態という位置づけでした。しかし現在では、両者を厳密に区別せず「書体=フォント」として用いられることが一般的です。
デジタルフォントでは、ポイント数や太さ、縦組み対応など、多様なバリエーションを用意している場合があり、それらをまとめて「フォントファミリー」と呼ぶこともあります。