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“成田山川越別院”と秋の特別御朱印

小江戸川越のお不動様「成田山川越別院」に行ってきました

埼玉県の代表的な観光地の1つである小江戸川越。古くから船運の拠点として栄えたこの街は、戦災を免れたことで蔵造りの町並みや神社仏閣など、数多くの歴史的建造物が残る歴史情緒あふれる街となっています。そんな川越の中心に鎮座する「成田山川越別院」。

成田山川越別院では季節限定の御朱印を頒布しているのですが、弊社でその製作をお手伝いさせていただきました。今回はその取り組み内容をご紹介します!

成田山川越別院について

成田山川越別院は、1853年に当時廃寺となっていた久保町本行院を再興したところからはじまる、開創170年になる歴史ある寺院です。成田山新勝寺で開眼された不動明王を御本尊とし、親しみをこめて「川越のお不動様」と呼ばれているそうです。

境内には眼病にご利益がある開山照温和尚をお祀りする開山堂や、開運出世や商売繁盛にご利益のある川越開運出世稲荷などがあります。亀が200匹以上いるという「亀の池」もあり、実際沢山の亀たちが気持ちよさそうに泳いでいました。

そんな成田山川越別院ですが、蔵造りの町並みで有名な「小江戸川越一番街商店街」から歩いて15分ほどの距離にあります。散歩には程よい距離で、また最近ではお洒落なカフェなどが増えているので、参拝がてらカフェ巡りというのもできそうです。また、すぐそばには喜多院という大きなお寺があり、あわせて参拝できるのも魅力です。

お手伝いさせていただいた秋限定の切り絵御朱印

弊社で製作のお手伝いをさせていただいたのが、季節限定の切り絵御朱印です。残念ながら春詣(3~5月)の御朱印は終了してしまいましたが、これから秋にかけて、秋詣での限定御朱印が頒布されます。堂々たるお不動様と燃えるように紅い紅葉を、印刷のグラデーションとレーザー加工によって表現された、秋の彩りが感じられる非常に素敵な御朱印になっています。

A5サイズですが、小さめの御朱印帳に貼って折れてしまうのは残念です。そうならないように、御朱印がすっぽりと収まるポケット付きのオリジナル御朱印帳がご用意されていますので、是非一緒にご確認ください!

制作のポイント

今回の製作ではお寺様の方で完成の大まかなイメージをお持ちでしたので、そのヒアリングを行いデザインのラフを作成しました。

その後、グラデーションの内容や用紙の選定を進め、サンプル作成してご確認いただいた後に本番作成という流れでした。グラデーションの再現性や用紙との相性、そして墨を使った筆記性などのことを考慮しなければいけなかったので、用紙や印刷方法の選定は慎重になります。主にメールでのやり取りでしたが、ご要望に沿った素晴らしい品質の御朱印を完成させることができたと思います。

特にグラデーションの色合いや繊細なレーザーカットは秀逸です。

川越に行く機会があればぜひご参拝を

現在新たな限定御朱印の製作もスタートしています。時期になりましたら、こちらのホームページでもご紹介させていただければと思います。参拝した方々が、後日ふと成田山川越別院のことを思い出していただけるような、記憶に残る素敵な御朱印をこれからもお作りできれば嬉しいです。ご参拝の方や御朱印を入手された方は是非SNSなどでアップしてください。ハッシュタグは「#成田山川越別院」!

成田山川越別院様HP https://kawagoe-naritasan.or.jp/

御朱印制作のお問合せはこちらから

山田秀嗣
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