オオノ・マユミ様ご依頼「切手風目打ちシール」
目次
切手風目打ちシールのご紹介
こんにちは、東京紙器でレーザーカットを担当している古閑です！
本日は、イラストレーターのオオノ・マユミさま(https://o-ono.jp/)にご依頼いただいた切手風目打ちシールをご紹介します。
オオノ・マユミさまは過去にも何度か切手風目打ちシールのご依頼を頂いており、いつも素敵なイラストにワクワクしながらデータを拝見しておりました。
今回の切手風目打ちシールで描かれた風景はイタリアボローニャの「ポルティコ」とのこと。
ボローニャの「ポルティコ」は2021年ユネスコ世界遺産候補になったそうです。
また、オオノ・マユミさまから先日ワクワクなセットが届きました！
かわいいペーパーアイテムがたくさんで、開封した瞬間からどこに目をやっていいか…！今回ご依頼の切手風目打ちシールと併せてご紹介させていただきます！
切手風目打ちシールとは
「切手のようなミシン目の加工をしたい」そういったお客様からのご要望から生まれた弊社のサービスです。
切手のような大量の目打ち加工をするときは特殊な機械と金型を使用して打抜き加工をしています。
通常の紙の打ち抜きとは手法が大幅に異なりますので、弊社では金型での目打ち加工ができません。
そこで、弊社ではレーザーカットでの目打ちを思いつきました。穴の径やピッチなど、いろいろと社内で検証をして完成したサービスです。
テンプレートは【4面タイプ／8面タイプ／9面タイプ】それぞれA5サイズ・A6サイズをご用意しております。
オオノ様はA6サイズ9面タイプにてご依頼いただきました。
ご依頼はオンデマンド印刷で承っており、絵柄を印刷後にレーザーカット加工をしております。印刷から切手風目打ちシールをご依頼の場合はこちらからお問い合わせください！
切手風目打ちシールについて問い合わせる
極小ロットでの作成をご検討の場合は、無地タイプもご用意しております。
インクジェット印刷対応のシール用紙(10枚セット)になっておりますので、10枚だけ購入し、ご家庭のプリンタで好きな絵柄を印刷して頂くことも可能です！
【無地タイプ】購入はこちらから→https://paperarts.base.shop/
なお切手と間違うような印刷をしたりして使用をすることは禁じられており、郵政省の許可が必要ですので注意してください。詳しくは総務省のサイトをご覧ください→https://www.soumu.go.jp/yusei/02ryutsu14_03000030.html
あくまで切手”風“のシール作成としてお楽しみくださいね。
2021イタリアボローニャ国際絵本原画展
切手風目打ちシールの宣伝記事のようになってしまいましたが…
今回オオノマユミさまにご依頼いただいた作品は、2021イタリアボローニャ国際絵本原画展用に制作したアイテムとの事です。
イタリア・ボローニャのブックフェアが主催する絵本原画の国際コンクールの入選作品を展示します。毎年日本人の活躍も注目されている本展は、出版・未出版に関わらず審査の対象とされるため、新人作家の登竜門としての役割も果たしています。 (引用：公式HP)
とのこと！テーマや技法にとらわれない様々な作風の原画が見られそうです。これは私も個人的に気になるので、絶対に見に行きたい…。
会期： 2021年7月17日（土曜日）～8月15日（日曜日）
開館時間：午前9時30分～午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日：月曜日（ただし8月9日は振替休日のため開館し8月10日休館）
場所：板橋区立美術館
オオノさまのご厚意で展示にご招待をいただいたのですが、その招待券がまた、可愛いんです。
よ～く見ると、切れ込みと筋があり、抜き加工があるんです。
筋に沿って折ると、こんな風にポップアップで絵柄が立ち上がるんです。
紙の加工屋として、こういう遊び心はたまりません…！
ボローニャ絵本散歩
同封されていたリーフレット、こちらもオオノさまのデザインですね。
イタリアボローニャ国際絵本原画展の開催にあわせて、板橋区内の様々な場所でイベント・展示が行われる予定みたいです。写真で撮るよりも見やすいPDFがHPで公開されていましたので、ご興味のある方は下記ご覧ください！
オオノ・マユミさま個展「蝶々、日々花々」
オオノ・マユミさまは2017年のボローニャ展入選がきっかけで海外絵本の出版が決まり、その出版を記念した個展を板橋 ときわ台「杜のまちや」にて開催されるそうです。
イタリアの絵本ですが、対象年齢2歳からのシンプルな探し絵本との事。優しく温かい雰囲気のイラストに心惹かれます。（母国の日本語すらも不安のある私でも楽しめそうで安心いたしました＾＾）
会期： 2021年8月1日（日曜日）～8月9日（月曜日）
開館時間：午前11時00分～午後7時
場所：杜のまちや（東武東上線 ときわ台駅）
最後に
切手風目打ちシールの魅力、オオノ・マユミさまの作品、色々お伝えしたいことが多くてとりとめのない記事になってしまいましたが、みなさまにも少しでもこのワクワクが伝わりますと嬉しいです。
コロナ禍でなかなか気軽に遊びに行くことができない日々が続きますが、お客様から頂くご依頼やご相談・ご連絡に私は毎日刺激を受け、元気をもらっています。今回も、オオノさまの素敵な作品の加工お手伝いができましたことを嬉しく思います。この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました！
今週末は、肩の力を抜いて、美術館へ遊びに行ってみようかな。
